国交省、横浜・神戸の両港で水素燃料の荷役機械を実証へ

国交省、横浜・神戸の両港で水素燃料の荷役機械を実証へ

導入促進で25~26年度に港湾設備の技術基準改訂など目指す

国土交通省は2月7日、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)に向けた施策の一環として進めている「カーボンニュートラルポート(CNP)」の形成に関連し、港湾の荷役機械に水素エネルギーを導入する現地実証を横浜港と神戸港で実施すると発表した。

結果を踏まえ、港湾のターミナルで水素を燃料として安全・円滑に導入するため、港湾施設の技術上の基準改訂などを進め、水素を用いる荷役機械の導入拡大を目指す。

実施するのは横浜港の南本牧ふ頭地区MC-2と神戸港のポートアイランド(第2期)地区PC15~17。タイヤ式門型クレーン(RTG:Rubber Tired Gantry crane)のディーゼルエンジン  発電機の水素燃料電池(横浜港)、または水素エンジン発電機(神戸港)への換装と、荷役機械への水素充填、荷役機械による実際の荷役作業を予定している。

国交省は今後のスケジュールとして、以下を想定している。

2022~23年度:実施計画立案(机上検討)
23~24年度:RTG換装、試運転(現地実証の準備に着手)
25年度:現地実証(データ取得)、分析など
25~26年度:技術上の基準改訂など


横浜港でのRTG稼働の様子(宇徳提供)


神戸港でのRTG稼働の様子(商船港運提供)

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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