エニキャリ、「2024年問題」対応で軽貨物車両リースを開始

エニキャリ、「2024年問題」対応で軽貨物車両リースを開始

個人事業主でも審査パスしやすく

エニキャリは2月14日、新たに貨物軽自動車運送事業を担う個人事業主・法人に向け、中古軽貨物車両をリースするサービス「K-VANリース(ケイバンリース)」を2月1日に始めたと発表した。

独自の審査基準と、同社からの配送案件紹介により、リース審査が通らないといった悩みを持つ個人事業主でも審査をパスしやすくなるようサポート。軽貨物運送のドライバー増加を後押しし、「2024年問題」やトラックドライバー不足の解決を手助けする。

まとまった出費が不要なカーリースは、個人の場合、リース審査をクリアできないケースが見られる。新たに個人事業主として開業する際に既存カーリースの3〜7年といったリース期間はハードルが高く、気軽に軽貨物個人事業主になれないなどの課題も存在している。

ドライバー職の求人増加とドライバーをしたいのに始められないミスマッチを踏まえ、新しいリース事業に踏み切ることにした。

「K-VANリース」は1年など一定期間の契約により毎月定額で軽貨物運送用の軽バン(中古車)を個人ドライバーが利用できる。契約は最短1カ月からで、初期費用は無料。軽貨物運送業の黒ナンバー届出費用など諸費用を織り込んだ月額プランで提供するため、気軽に軽貨物ドライバーを個人で始められるようになると見込む。

「K-VANリース」概要
リース費用:初期費用無料、月額17,800円~
リース期間:1か月、1年、2年、3年、5年
リースプラン:ベーシックプラン、プレミアムプラン
契約者:軽貨物運送業の個人事業主または法人
車両使用者:軽貨物運送業の個人事業主
取扱車種:スズキ、ダイハツ、日産の軽バン(中古車のみ)


K-VANリースの取扱車種は軽貨物運送に適した軽バン(イメージ写真)

(藤原秀行)※いずれもエニキャリ提供

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