発生から約2カ月ぶり、順次エリアと頻度拡大へ
日本郵便は2月27日、能登半島地震で甚大な被害が発生した石川県の珠洲市と能登町の一部エリアで、家庭や事業所への郵便物・荷物の戸別配達を再開した様子を公表した。地震発生から約2カ月ぶりとなった。
対象は郵便物と、既に差し出し済みのゆうパック、ゆうパケット、ゆうメールなど。
まず配達可能な地域への配達から再開しており、同社は道路の復旧状況の進捗などを踏まえ、配達するエリアや頻度を順次拡大していく方針。
被災したエリアでの特別対応として、避難所への配達や局留扱いのゆうパック引き渡しも継続する。
珠洲郵便局の戸別配達再開の様子(いずれも日本郵便提供)
(藤原秀行)