同国の多機能型物流センター計画で2拠点目
ロジスティードは3月13日、2010年に買収した子会社でインドを中心に3PL・フォワーディング事業を展開するFlyjac Logistics(フライジャック・ロジスティクス)が、インドのマハラシュトラ州ナビムンバイに「ムンバイ物流センター」を今年2月に開設したと発表した。
新センターは3PL 運営、フォワーディング、国内配送のハブとして多様なサービスを提供できる多機能型物流センター(MPLC)として展開。延床面積は4万3540㎡。
インド有数の商業都市ムンバイ近郊の新市街ナビムンバイに立地し、同国最大級のナバシェバ港や建設中の新空港、南北に延びる主要幹線道路からのアクセスにも強みを持つため、インド西部のハブセンターとして位置付けている。
ロジスティードグループのインド4大都市MPLC構築計画の一角を占め、2022年のチェンナイに続いて2拠点目。今後開設するバンガロール、デリー(それぞれ25年、26年予定)とも輸送ネットワークでつなぎ、顧客のサプライチェーン最適化を支援するワンストップソリューションを積極的に手掛けていきたい考え。
倉庫外観(ロジスティード提供)
<新物流センターの概要>
名称 | ムンバイ物流センター(Mumbai MPLC) |
所在地 | LODHA INDUSTRIAL LOGISTICS PARK-Ⅰ PALAVA, Usatane, Maharashtra |
開設日 | 2024年2月 |
建屋仕様 | 鉄骨造(平屋建て、一部中二階あり) |
延床面積 | 43,540㎡ |
主要設備等 | 床荷重7t/㎡、有効高さ13~19m、ドックレベラー、自家発電設備、防犯カメラなど |
(藤原秀行)