AITとクボタロジ、ワークマンがコンテナラウンドユースの本格運用開始へ

AITとクボタロジ、ワークマンがコンテナラウンドユースの本格運用開始へ

輸送距離短縮で年間運行時間360時間削減見込む

エーアイテイー(AIT)は3月15日、クボタグループのクボタロジスティクス、ワークマンと連携し、4月に海上コンテナの有効活用を図る「コンテナラウンドユース(CRU)」の本格運用を開始すると発表した。

CRUは輸入で使用したコンテナの荷卸し後、空になったコンテナを港へ返却せず直接別の輸出企業まで運び、輸出用コンテナとして再利用する手法。今年1月に3社間で試験運用をスタート、安定運用ができるめどが立ったため、本格運用に切り替える。


(プレスリリースより引用)

3社はCRUの活用で空コンテナの輸送削減による物流効率化に加え、港湾での空コンテナの搬出入を起因とする混雑の緩和、輸送距離減少によるドライバー不足の影響緩和、輸送時のCO2排出量抑制につながると想定。

空コンテナの年間輸送距離を1万2000㎞、CO2年間排出量を12.57t、ドライバーの年間運行時間を360時間それぞれ削減できると試算している。

(藤原秀行)

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