マルハニチロが物流子会社倉庫火災で20億円の損失計上

マルハニチロが物流子会社倉庫火災で20億円の損失計上

再稼働に努めるも全面復旧までは当面の時間必要

マルハニチロが5月13日に発表した2019年3月期連結決算によると、2月に全額出資子会社のマルハニチロ物流「城南島物流センター」(東京・大田区)で発生した倉庫火災に関して20億4900万円の被害損失および10億2800万円の損失引当金を計上したことが分かった。

今事案では協力会社と工事関係会社の社員3人が死亡、1人が負傷。同社では現在の状況について「早期の再稼働に努めてきたが全面復旧にはしばらく時間を要する見込み」とした上で、引き続き早期復旧に向けて対応を進めていくとしている。

火災は2月12日午後1時30分ごろに発生。およそ9時間にわたって燃え続け同午後10時4分に鎮火した。出火当時は火元とみられる5階付近で冷凍機の入れ替え作業に伴い、工事の元請け企業である前川製作所の協力会社が配管溶接を行っていたことが明らかになっている。

同センターは東京モノレールの流通センター駅から車で約15分の臨海エリアに位置し、収容能力はF級が2万5112トン、C級が2472トン。火災により羽田空港の滑走路が一部で運用を一時的に見合わせるなどの影響が出た。

(鳥羽俊一)

災害/事故/不祥事カテゴリの最新記事