関西の多店舗出店支援、25年度稼働開始予定
コメリは4月23日、関西地域の多店舗出店を支えるため、和歌山県橋本市で新たな物流拠点「コメリ関西流通センター(仮称)」を建設すると発表した。
2022年11月に和歌山県、橋本市と新拠点進出に向けた協定を締結。建設に向け準備を進め、概要計画がまとまった。
新たなセンターは延床面積が7万8884㎡を計画しており、コメリグループ11カ所の物流拠点中、最大規模となる見込み。設備投資は約120億円、稼働開始は2025年度を予定している。
「2024年問題」対策を考慮し、作業効率改善や新たな仕組み導入により物流業務の生産性向上を図る。
コメリが掲げている国内3000店舗ビジョンの達成を目指し、新センターを活用していく構え。
新拠点概要
名称:コメリ関西流通センター(仮称)
開発・運営:北星産業株式会社(コメリの100%子会社)
所在地:和歌山県橋本市あやの台三丁目4
敷地面積:87,383㎡
延床面積:78,884㎡
設備投資:約120億円(土地建物・機械設備・システム関連)
着工:2024年6月(予定)
稼働:2025年度(予定)
機能:
・仕分けセンター(TC)
・商品保管センター(DC)
・資材センター
・フレッシュ・マネジメント・センター(FMC)
・環境ステーション
管轄地域:三重県(一部地域)・滋賀県(一部地域)・京都府(一部地域)・大阪府・奈良県・和歌山県
新拠点竣工イメージ
正面右前方
正面左前方
背面左後方
(藤原秀行)※いずれもコメリ提供