コアのクラウド型点呼システム、業務後自動点呼機能に対応

コアのクラウド型点呼システム、業務後自動点呼機能に対応

運行管理者とドライバー双方の長時間労働削減見込む

コアは5月7日、クラウド型点呼システム「Cagou IT点呼」が自動点呼機器として国土交通省の認定を受け、販売を開始したと発表した。

Cagou IT点呼で業務後自動点呼を実施することが可能になった。同社は業務後自動点呼に対応することで、運行管理者・運転者双方の長時間労働を削減できると想定している。

自動車運送事業者(バス、タクシー、トラック)が、国交省認定の自動点呼機器を使い、自社の営業所または自社営業所の車庫で業務を終了した当該営業所に所属する運転者に対して、運行管理者が対面せずに運転者のみで完了できる。

昨年3月に定められた告示にある機器の機能要件、設置する場所・環境要件、運用上の順守事項の3要件を満たせば、業務後自動点呼を実施することが可能。

運行管理者は業務後点呼のために営業所で待機する必要がなくなり、運行管理者の拘束時間削減が期待できると想定。機器が点呼を代替することで人為的ミスを防止できるため、確実性の高い点呼が実施できるとみている。


(いずれもコア提供)

(藤原秀行)

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