三菱ふそうとHacobu、車両の位置情報で連携開始

三菱ふそうとHacobu、車両の位置情報で連携開始

動態管理サービスの自動着荷検知など容易に利用可能、全車両の一元管理実現

三菱ふそうトラック・バスとHacobuは5月8日、車両に搭載した通信機器で走行関連の情報を収集するテレマティクスサービス「Truckonnect(トラックコネクト)」の車両データを、Hacobuが展開している動態管理サービス「MOVO Fleet」(ムーボ・フリート)と連携させると発表した。

Hacobuは三菱ふそうの対象車種を保有するユーザー向けに「MOVO Fleet」の専用プランを5月20日に始める。

MOVO Fleetは専用端末を車両に装着することで車両の位置情報データを取得する、物流に特化した機能を有している。リアルタイムで車両位置の把握が可能な上、着荷を自動で検知する自動着荷機能や、配送計画に対する実績をリアルタイムに把握できる機能、車両の稼働実態を把握する機能などを備えている。

Truckonnectの搭載車両から得る位置情報を、MOVO Fleetのデータベースと連携させることで、対象車種を保有するユーザーは専用端末を使わずにMOVO Fleetを利用できるようになる。併せて、他社製のコネクテッドサービスを有する車両にMOVO Fleetの専用端末を取り付ければ、メーカーの垣根を越えた一元的な車両管理が可能になると想定している。

Truckonnectの車両データをMOVO Fleetと連携させることで、物流の効率化や生産性の向上をより強力にサポートしていきたい考え。


(両社提供)

(藤原秀行)

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