6月1日以降の新規案件、平均1~2割程度か
セイノーホールディングス(HD)は5月14日開示した2024年3月期決算の説明資料で、傘下の西濃運輸が主力の特積み運賃に関し、新たな運賃表を6月1日に導入すると発表した。
運賃を改定するのは2019年以来、5年ぶり。「2024年問題」への対応や高騰する燃料費などのコストを考慮した。
値上げ幅は平均で1~2割程度になる見通し。新たな運賃表は新規の案件に適用するが、既存顧客に対しても引き続き適正な運賃収受へ協力を求めていく構えだ。
西濃は併せて、宅配便も同程度値上げする。
(藤原秀行)