日本パレット協会・二村新会長「日本とアジアの物流盛り上げたい」と決意表明

日本パレット協会・二村新会長「日本とアジアの物流盛り上げたい」と決意表明

利用促進に注力、2024年問題克服し健全化図る

日本パレット協会の二村篤志新会長(日本パレットレンタル=JPR=社長)は5月30日、就任に際して東京都内で記者会見した。

二村氏は前任のJPR・加納尚美氏(現同社相談役)の後を継ぎ、同日の総会で新たな会長に選出された。

二村会長は「『2024年問題』で物流の危機が取りざたされている中で会長職を引き継ぐことに重い責任を感じている パレット業界の発展と経済のインフラである物流の健全化に努めてまいる所存だ」と決意を表明。発荷主、着荷主の双方や物流事業者らと連携し、パレット普及促進を図る姿勢を明示した。

加えて、「日本とアジアの物流発展に貢献していきたい。会員の皆様と、日本とアジアの物流を盛り上げていきたい」と強調。中国や韓国、東南アジア、インドなど各国と協力し、物流標準化に向けたパレット採用拡大を後押ししていくことに意欲をのぞかせた。


会見する二村新会長

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事