他の設備も含め一括管理可能に
マテハン機器の制御システム開発などを手掛けるOrLinK（オルリンク、福岡市）は6月7日、AGV／AMR（搬送ロボット）向けの搬送制御システム「Link-WCS」を開発したと発表した。
標準ロボットコントローラに不足している機能を補完する役割を果たすと同時に、他設備の監視・制御をすることで、AGV・AMR以外の機器まで一括管理できるようにした。
上位システムとの接続インターフェースを備え、上位からの指示をリアルタイムに送ることで搬送の流れやスケジュールを適切に管理すると見込む。
システムのイメージ（OrLinK提供）
保管エリアの在庫状況の見える化なども可能で、操作タブレットといった端末との接続、それぞれの端末からの搬送指示も可能にする。エアシャワーや防火シャッターなどとの外部接続にも対応する。
（藤原秀行）
