3PLなど事業拡大につながると判断
ヒガシトゥエンティワンは6月14日、人材派遣業のネオコンピタンス(東京都千代田区神田松永町)を買収すると発表した。
6月25日付で同社の全株式を取得、完全子会社化する。具体的な取得額は開示していない。ヒガシトゥエンティワンはネオコンピタンス傘下のネオコムが孫会社となる予定。
ネオコンピタンスは埼玉県を中心に拠点ネットワークを構築し、近隣在住の派遣スタッフにとっての利便性と、物流事業を営む派遣先顧客の人材確保ニーズの両方を満たすサービスとして注目されている。
人材確保に強みを持つネオコンピタンスを傘下に収めることで、ヒガシトゥエンティワングループが首都圏エリアで展開している3PL事業、オフィスサービス事業、ビルデリバリー事業などで安定的な人材の確保が可能となり、事業拡大につながると判断した。
ネオコンピタンスは2000年設立。24年3月期の売上高は20億1300万円だった。
(藤原秀行)