紙カップの日本デキシー、フェリー活用したモーダルシフト開始

紙カップの日本デキシー、フェリー活用したモーダルシフト開始

SHKライングループがサポート、関東~九州間の一部をトラックから置き換え

SHKライングループは6月21日、日本製紙グループで紙カップ・紙製品を手掛ける日本デキシーが、「2024年問題」や脱炭素に対応するため、関東~九州間の製品輸送の一部を海上輸送にモーダルシフトしたと発表した。

SHKライングループの東京九州フェリーとマリネックスが連携し、栃木県真岡市の日本デキシー工場から九州までのトラック輸送を、一部フェリーに置き換え、横須賀発新門司行の航路を利用している。


東京九州フェリー はまゆう


日本デキシー製の多重容器


フェリーを利用した海上輸送による労働力の省力化イメージ

フェリーにトレーラー(シャーシ・荷物部分)のみを積載することによる省力化、労務問題の解決などを図っている。


船舶とトラック輸送における輸送量当たりの二酸化炭素の排出量

(藤原秀行)※いずれもSHKライングループ提供

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