郵船ロジ、ポーランドで4.4万㎡の大型物流拠点開設

郵船ロジ、ポーランドで4.4万㎡の大型物流拠点開設

フルフィルメントセンターも併設、多様な商品取り扱いに対応

郵船ロジスティクスは7月2日、ポーランドの現地法人Yusen Logistics(Polska)Sp. z o.o.(YLPL)がポーランド南西部のヴロツワフに大型のロジスティクスセンターを新設、6月18日に稼働を開始したと発表した。

新センターは延床面積が約4万4000㎡。一般消費財や自動車関連貨物を取り扱うほか、フルフィルメントセンターを併設し、ファッションや美容関連商品などリテール産業における幅広い商品の取り扱いにも対応する。

高速道路へのアクセスも容易なため、在庫管理、流通加工、配送手配など欧州域内の最適な物流拠点として、より多くの顧客の要望に沿ったサービスの展開を目指す。

太陽光パネルを利用した高効率な蓄電システムと省電力のLED照明を導入し、温室効果ガス排出量が少なく環境負荷が低い施設を実現。高い気密性に加えて、排熱を利用した空調システムや高性能ヒートポンプを設置するなど、環境に配慮した性能が評価され、建築物の持続可能性に関する国際的なBREEAM認証の最高評価「Outstanding」を取得済み。


(郵船ロジスティクス提供)

(藤原秀行)

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