いつも、大手モールの配送基準対応した物流サービス提供開始

いつも、大手モールの配送基準対応した物流サービス提供開始

認定ラベル取得基準満たす、完全従量課金型

EC事業者支援を手掛ける いつもは7月25日、楽天グループがインターネット通販の楽天市場で7月に始めた「最強配送」を受け、完全従量課金型で大手モールの配送基準に対応した物流サービス「いつロジ」の提供をスタートすると発表した。

楽天の「最強配送ラベル」やヤフーの「優良配送ラベル」を取得することで、検索順位と転換率の向上につなげ、売上アップを図る。


                    
いつロジは「主要モールの配送基準を満たすフルフィルメントサービスを提供する」ことを目的に設定。店舗の規模を問わず、配送ラベルが獲得可能な水準の配送品質を達成する。利用開始時の初期費用が無料で、利用料は完全従量課金の料金体系を採用している。

アマゾンや楽天といった大手ECモールが提供する配送サービスは、消費者の「もっと早く、もっと便利に」といったニーズに応えており、物流に対する期待値を高めている。しかし、EC事業者にとって、大手モールの配送基準を満たすハードルの高さがボトルネックとなり、ラベル獲得が容易には行えない現状があるという。

いつロジはEC事業者が直面する多様な課題に対応し、完全従量課金のパッケージ型サービスとして提供、モール運用の最適化を目指す。

一方、既存の「コネクトロジ」は、様々なEC戦略に合わせて完全カスタマイズ型の売上アップ支援型サービス。業務設計やシステム導入支援を通じて、EC事業者の売り上げ向上をサポートする。いつもの大手モールの配送基準に対応したフルフィルメントサービスを利用することで、売上アップと業務効率化を同時に実現できると想定している。

(藤原秀行)※いずれも いつも提供

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