東南アジアでEVなど再エネ領域への拡大図る
スマートドライブは8月2日、マレーシアの連結子会社が、マレーシアでソフトウェア開発事業やEV(電気自動車)関連分野を含むDX事業を手掛ける57 Code Boxの第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の28%を取得し関連会社化すると発表した。
(スマートドライブ提供)
スマートドライブは営業や配送・運送の車両をWebやスマートフォンでリアルタイムに管理するクラウド型車両管理システムや、走行データの取得・活用を行う「Mobility Data Platform」を用いて、パートナー企業と新しいサービスの創出に向けた協業を展開している。
新事業の開発やM&Aも積極的に進めており、今回の出資は今後のM&A戦略の一環として初の事例。。
57 Code BoxはマレーシアでEVをはじめとした再生可能エネルギー関連にもサービスを提供しており、連携を強化して同領域への事業展開を図る。
スマートドライブのマレーシアを中心とした東南アジアにおける海外モビリティDX事業では、損害保険会社向けサービス、スマートフォンを用いた車両管理サービス、EVチャージャー設置など日本国内の既存事業に先んじた新サービスを展開しており、同社グループは一部の開発業務を57 Code Boxへ委託している。今後も新サービスの展開を積極的に進める上で、57 Code Boxと関係を強化し、開発リソースを増強したい考え。
(藤原秀行)