成約案件から自動作成・オンライン送信で郵送代削減に貢献見込む
トラボックスは8月7日、求荷求車サービスに関連し、請求書の作成や発送業務を効率化する「トラボックス請求発行」を同日開始したと発表した。
同社の求荷求車は年間280万件以上の荷物情報が登録され、70万便以上がマッチング、運行している。1社当たりの取引社数も多く、請求書の郵送業務が頻繁に発生する運送会社にとって、今年10月からの郵便料金約3割値上げは大きな負担になることが見込まれている。
そのため、運送事業者らのコスト削減と業務効率化を後押しするため、新たな取り組みを始めることにした。
求荷求車で成約した案件から自動的に請求書を作成するため、従来のように成約内容を基にエクセルやツールに転記する必要がなくなり、入力ミスや工数の削減が可能とみている。
また、成約案件に付随する高速代や待機料なども追加できる。会員同士であれば求荷求車以外の取引も請求書の作成に応じる。
支払う側はトラボックスから請求書をダウンロードすれば、すぐに請求書を確認できる。封入や発送作業がなくなり郵送代金の削減につながると見込む。
初期費用無料、月額500円(税別)で利用可能。発行枚数やユーザー追加による追加料金は設定していない。
(藤原秀行)※いずれもトラボックス提供