運送会社別物流費など想定、改善策立案も支援
企業間物流に特化した支援事業を展開するLOKIAR(ロキアー)は8月28日、物流管理業務の効率化と法対応によるリスク軽減を支援する企業間物流支援サービス「Meech(ミーチ)」に、物流業務を可視化し、物流課題の特定や採算管理を実現する物流分析機能を追加したと発表した。
Meechのユーザーから「自社の課題特定が難しい」「日々の採算(物流コスト)管理ができていない」「分析する時間が取れない」といった悩みの声が出ていたのを踏まえ、物流分析機能を提供し、物流部門で業務の可視化を行う担当者の負担を軽減、企業の物流課題特定と改善策の立案を支援する。
新機能は日々の出荷実績をMeechへ投入することで、取り込んだデータ項目ごとにユーザーが希望する観点で、数クリックで物流分析を行えるようにしている。過去データの一括登録にも対応しており、年次や月次の実績推移を確認し、課題特定から改善策の検討につなげられると見込む。
また、データのクレンジングや投入は、要件を確認しながら対応するため、ユーザーの作業工数を最小限に抑えて利用できるとみている。
具体的な分析例としては、運送会社別物流費、納品先別売り上げ・販売件数・運送費の相関、商品別物流費・販売数の相関、日別配送費用といったことをイメージしている。
物流分析機能のリリースに伴い、無償業務診断および無償トライアルを、それぞれ10社限定で実施する。
(藤原秀行)