人手不足など課題解決後押しする「日本物流ファンド」発足、セイノーHDがアンカー投資家に

人手不足など課題解決後押しする「日本物流ファンド」発足、セイノーHDがアンカー投資家に

50億円規模予定、金融機関に出資働き掛け

セイノーホールディングス(HD)グループは9月6日、物流業界が抱える人手不足などの課題解決に資する技術やノウハウを有する企業を支援する投資ファンド「日本物流ファンド投資事業有限責任組合」にアンカーLP(要となる投資家)として出資したと発表した。

ファンドは同日付で発足した。セイノーHDの具体的な出資額は開示していないが、ファンドの規模は約50億円を予定している。

ファンドは日本物流ファンド(東京都千代田区麹町)が運営。セイノーHDは今後、金融機関にも出資を働き掛ける。


(左から)日本物流ファンドの谷口郁夫共同代表取締役と船津康史代表取締役、セイノーHDの田口義隆社長と河合秀冶オープンイノベーション推進室長(セイノーHD提供)

(藤原秀行)

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