eve autonomy、羽田イノベーションシティに首都圏初の事業拠点開設

eve autonomy、羽田イノベーションシティに首都圏初の事業拠点開設

自動搬送サービスの認知度向上と人材戦略担う、ショーケースも展開

ヤマハ発動機と自動運転技術の開発を手掛けるスタートアップのティアフォー(名古屋市)が共同で設立したeve autonomy(イヴオートノミー)は9月6日、首都圏初となる新事業拠点「eve autonomy羽田オフィス」を同日、東京・羽田エリアの「羽田イノベーションシティ」内に開設したと発表した。

●eve autonomy 羽田オフィス
所在地 :東京都大田区羽田空港一丁目1番4号
HANEDA INNOVATION CITY ゾーンH 2階 [店舗番号:H2-1]

羽田オフィスでは常に、eve autonomyが展開している工場や物流施設の構内など向け自動搬送サービス「eve auto(イヴオート)」用の無人搬送車両を展示。オフィスエリア前コンコース(屋外)での無人走行デモンストレーションも行える。サービスの認知度向上と人材戦略を担う拠点として運営していく構え。

eve autoは屋外でも段差や坂道などの路面環境に加え、雨や日照の天候条件など、屋内より厳しい環境で性能を発揮できるのが特徴。全国で活用されているEV(電気自動車)カートと、一般公道で活用される最先端の自動運転技術を取り入れ、雨天や夜間でも工場などの敷地内屋外環境で自動運転「レベル4」(特定条件下での完全自動運転)で1.5tまでの無人搬送運用を実現している。

24時間稼働が求められる施設での運用も可能。製造業をはじめ、物流業、石油化学プラントなど様々な業界の40拠点以上で約50台の導入実績を重ねている。

【主要スペック】

(藤原秀行)※いずれもeve autonomy提供

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