霞ヶ関キャピタルが福岡・古賀で開発の3温度帯対応マルチ型物流施設、ファクテムの入居決定で満床

霞ヶ関キャピタルが福岡・古賀で開発の3温度帯対応マルチ型物流施設、ファクテムの入居決定で満床

3.7万㎡、1階は冷凍・冷蔵区画に

霞ヶ関キャピタルは9月13日、開発用地のソーシングと企画立案を行い、アセットマネジメント業務を受託している福岡県古賀市のマルチテナント型物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD福岡古賀I」で、二次電池活性化工程の自動化設備設計製造などを手掛けるファクテム(北九州市)の入居が確定したと発表した。同施設の満床稼働が決まった。

同施設はドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。地上3階建て、延床面積は3万6809㎡。


「LOGI FLAG DRY & COLD福岡古賀I」

福岡市と北九州市を結ぶ要所に位置し、九州自動車道の古賀ICから約3㎞、福岡ICから約15km。福岡空港と博多港まで30分圏内で、空路と海路双方のアクセスに強みを持ち、国外への貨物輸送にも適しているとみている。

1階は環境に配慮した自然冷媒による冷凍・冷蔵設備を設置した冷凍・冷蔵区画として運営。冷凍・冷蔵の区画は約1000坪から賃貸可能にしており、最大3テナントの入居が可能。

設定温度を変更できる機能を備え、幅広い荷物や運用に対応できるようにしている。

2・3階はドライ区画で、荷物用エレベーター3基、垂直搬送機3基を実装し、倉庫内オペレーションの効率化を図る。ドライの区画は約2000坪から賃貸可能で、やはり最大3テナントの入居を可能にしている。

(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供
 

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