国交省、円滑な合流など検証へ
国土交通省は9月20日、新東名高速道路の駿河湾沼津SA～浜松SA間（静岡）で計画しているトラック自動運転の実証実験の事業に関し、協力者として「RoAD to the L4 テーマ３コンソーシアム」（代表・豊田通商）と、三井物産などが出資しているT2の2者を採択したと発表した。
同コンソーシアムは豊田通商のほか、物流大手6社やトラックメーカー4社などが参加している。同コンソーシアムとT2はともに、高速道路でトラックの自動運転に向けた技術開発などを進めている。
実験は深夜に当該区間で自動運転車優先レーンを使い、自動運転トラックが本線へ円滑に合流できるかどうかや、落下物や工事規制の情報を自動運転トラックが正しく取得できるかどうかなどを検証るのが狙い。
2025年度末までを想定しており、具体的な実験開始時期などは今後、国交省と事業者らが調整して決める。
（藤原秀行）
