郵船ロジ、フランスで医薬品倉庫の本格稼働開始

郵船ロジ、フランスで医薬品倉庫の本格稼働開始

2.1万㎡、GDP認証取得

郵船ロジスティクスは10月8日、フランスの現地法人Yusen Logistics(France)S.A.S.が、欧州で高品質なヘルスケア物流サービスの需要に対応するため、フランス・ダンケルクに新たな医薬品倉庫「ダンケルクロジスティクスセンター」を開設、10月に本格稼働を始めたと発表した。

新倉庫は面積が約1万1200㎡。医薬品の適正な流通に関するGDP認証を取得し、空調設備を完備しており、厳しい温度管理が求められる医薬品貨物を適切に取り扱える体制を整えている。

22カ所にトラックドックを備え、3万8000パレット以上の保管が可能。通関やクロスドック、ラベル貼付、ピッキングなど各種付加価値サービスも担える。

ダンケルク港に隣接し、高速道路へのアクセスも容易なため、フランス国内に加えて、近隣諸国をはじめとする欧州域内の主要都市と接続する海上貨物輸送のゲートウェイとして機能させる見込み。

大陽光パネルで発電した再生可能エネルギーを利用することで温室効果ガス排出量を削減。徹底した廃棄物管理とリサイクル性能を高め、環境に配慮。BREEAM認証の「Very Good」を取得済み。


(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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