倉庫の1~2階部分は阪急阪神エクスプレスへ賃貸予定
西濃運輸は6月10日、昨年より建設工事を進めていた成田支店(千葉・成田市)が完成し同日から営業を開始したと発表した。
成田国際空港から約15分と程近く、国内の集荷・集配に加えて輸出入貨物も含めた通関・流通加工・保管までを一括運用できる国際複合型ロジスティクスを提供する。
また同社が3PLで力を入れる在庫管理や製造支援などさまざまな物流関連業務(ロジスティクス)、輸配送業務(トランスポーテーション)を組み合わせたワンストップサービス「セイノーロジ・トランス」機能を備えたターミナルとなっている。倉庫棟の1~2階部分は阪急阪神エクスプレスへ賃貸する予定。計画当初から成田支店にはロジ・トランス機能を実装することで検討・調整を進めてきた。
これまで成田市は隣接する佐倉支店からの中継地域であったが、成田支店の開設によって自社配達が可能となり千葉エリアのネットワークを拡充・強化。空港関係顧客のニーズにより一層応えるサービスを展開していく。
(左)倉庫棟 (右)ターミナル棟
ターミナル棟
プラットホーム
画像は何れも西濃運輸ニュースリリースより
(鳥羽俊一)