アジア太平洋地域の物流基盤強化図る、26年8月竣工予定
三井倉庫は11月14日、韓国の現地法人Mitsui-Soko(Korea)が韓国の釜山新港に、釜山新港第二倉庫を建設することを決めたと発表した。
地上5階建て、延床面積は約9000坪を計画しており、2026年8月の竣工を見込む。
同社はこれまで、他の日系企業に先駆けて2014年に熊東物流団地の自由貿易地域(FTZ)内に釜山新港第一倉庫を設置。非居住者名義保管、保税状態での流通加工や積み替えなど、FTZの特⻑を活かしたサービスを展開してきた。
保管や流通加工などの需要の高まりを受け、第二倉庫の開発に踏み切る。拠点機能をさらに充実させ、アジア太平洋地域の物流基盤強化を図る。
(三井倉庫提供)
施設の概要
名称 | 釜山新港第二倉庫 |
住所 | 釜山新港自由貿易地域熊東物流団地内 |
規模 | 5階建、約9,000坪(延床) |
特徴 | 定温空調設備、クリーンルーム |
竣工 | 2026年8月予定 |
(藤原秀行)