アームでエレベーターボタンなど操作可能、既存設備改修せず異なる階移動など対応
サービスロボットのローカライズとグロース支援を行うSenxeed Robotics(センシードロボティクス、東京都港区南麻布)は12月9日、住友商事北海道の協力を得て、北海道函館市の函館五稜郭病院と函館中央病院で屋内配送ロボット「GAEMI」の導入実証をスタートしたと発表した。
今後、国内の病院やホテル、リゾート施設などへの導入を進めていきたい考え。
センシードの屋内配送ロボット「GAEMI」(ケミ)はアームを利用してエレベーターのボタンを操作したり、ICカードをリーダーにかざしたりしてセキュリティエリアへアクセスできるのが特徴。
もともと建物に設置しているハードウェアを改修せずに、異なる階への移動やセキュリティが強化されたエリアへの荷物運搬が可能になる。
GAEMIはホテルでの商品配送、 病院での薬や検体、カルテ搬送などへの投入を想定している。
ロボットの性能
⼤きさ: 540mm×500mm×1150mm
重さ : 64~75kg(オプションによって異なる)
荷重 : 最大30㎏
ロボット紹介動画
(藤原秀行)※いずれもSenxeed Robotics提供