自動梱包ラインのダイワハイテックス、受注増対応で埼玉・戸田に生産・オフィス部門の新社屋開設

自動梱包ラインのダイワハイテックス、受注増対応で埼玉・戸田に生産・オフィス部門の新社屋開設

総床面積は1.6倍に

自動梱包ラインの開発・製造・販売を手掛けるダイワハイテックス(東京都板橋区坂下)は1月9日、自動梱包ラインの需要拡大に対応するため埼玉県戸田市で建設を進めていた新社屋「ダイワハイテックス戸田エンジニアリングセンターD-Logi(ディーロジ)」が2024年12月に竣工したと発表した。

地上3階建て、延床面積は1754㎡で、旧来拠点の1.6倍に拡大した。1月9日に業務を開始した。


「戸田エンジニアリングセンターD-Logi」外観

同社は2015年に始めた「通販支援事業」で、自動梱包ラインを全国の通販事業者や3PL事業者に供給。顧客の現場ごとの「カスタマイズ設計」、安定稼働を実現する「専任チームのサポート」、誰でもすぐに稼働させられる「直感的な操作性」を重視し、メール便、メール便箱、箱シュリンク梱包の3種類の自動梱包ラインを展開している。

2019年、東京都板橋区志村に「テクニカルセンター D-Labo(ディーラボ)」を開設。事業拡大に伴い、生産・開発部門を移転した。続けて21年には埼玉県戸田市に「第二テクニカルセンター D-Pro.(ディープロ)」(現在のオフィス)を新設。受注機会の拡大に伴い、生産部門を拡張した。

近年、事前の予想を上回る引き合いが寄せられ、現況の施設では生産が追い付かなくなったため、埼玉の拠点で新社屋を建設、生産・オフィス部門を拡張することにした。「D-Pro.」は倉庫として引き続き使用する。


メール便自動梱包ラインPAS-Line(パスライン)(いずれもダイワハイテックス提供)

(藤原秀行)

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