150億円規模
日鉄興和不動産は1月16日、調達した資金を環境負荷低減の用途に限定して使う「グリーンボンド」（環境債）を初めて発行すると発表した。
2024年9月30日に東京都板橋区舟渡で竣工した大規模物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」の建設資金返済に充てる。
同施設は三井不動産と共同開発した。太陽光発電設備を導入し、生み出した電力を同施設で使うほか、余剰分は板橋区内における73の区立小中学校へ供給するなど、多様な環境負荷低減策を講じている。
発行日は1月23日で、発行総額は150億円。発行年限は5年と設定する。みずほ証券が主幹事を務める。
「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」（日鉄興和不動産提供）
（藤原秀行）
