2.2万㎡、一部に3温度帯設備
シーアールイー(CRE)は1月10日、グループでインドネシアの物流倉庫を2024年12月に取得したと発表した。具体的な取得額は開示していない。
CREのシンガポール子会社CRE Asiaが出資するCella Managementと傘下のマネジメント会社Cella Management Logistikが、一部に3温度帯設備を持つ倉庫を取得した。経済成長が続くインドネシアは倉庫需要も旺盛なため、海外事業拡大につなげていきたい考え。
倉庫は2019年竣工し、賃借面積は約2.2万㎡。取得後、物件名称は「Cella Sidoarjo DC Logistik Warehouse」に変更した。
Cella ManagementはCRE Asiaとインドネシアの開発企業NWP Property、個人のBonny Setiawan氏の3者が設立した合弁企業。
倉庫はインドネシア第二の都市のスラバヤに隣接するシドアルジョ県に立地。タンジュン・ぺラック港やジュアンダ国際空港からそれぞれ約40kmの距離に位置しており、東ジャワ州やその周辺州で効率的な物流配送を実現できると見込む。
取得前に、現地の大手ハイパーマーケット(大規模スーパーマーケット)小売業者と賃貸借契約を締結済みで、満床という。
■物件概要
【 施 設 名 称 】 Cella Sidoarjo DC Logistik Warehouse
【 構 造 規 模 】 平屋建て (一部3温度帯設備付き)
【 敷 地 面 積 】 約 31,390 ㎡
【 賃 貸 面 積 】 約 21,651 ㎡
ドライ倉庫:約 18,732 ㎡
冷凍冷蔵倉庫:約 1,983 ㎡(-24℃ ~ +5℃)
事務所:約 936 ㎡
【 床 荷 重 】 5t/㎡
【 有 効 高 】 14~15m
【 竣 工 】 2019 年
■物件外観・内観
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用