24年問題対応、道央圏~釧路圏で展開
北海道コカ・コーラボトリングは1月20日、グループの運送会社、幸楽輸送(札幌市)と苫小牧埠頭がトレーラー交換方式による長距離幹線中継輸送の実証実験を同日、開始したと発表した。
「2024年問題」の対策として実用化したい考えで、まず北海道音更町と芽室町に中継地点を配置し、北海道の道央圏~釧路圏で実証実験を行い、乗り越えるべき課題を見極める。
中継輸送は同一運送事業者で既に取り組まれている運行方法だが、今回の実証実験では異なる運送事業者を組み合わせる。期間は2月17日まで。
1日1便(道央圏発1便/日、釧路圏発1便/日)を運行し、事前に合意したスケジュール通りに走りきることができるかどうかを確認。併せて、往復のそれぞれで異なる荷主の貨物を輸送した場合の役割分担や責任区分も検討する。
現状(同一事業者で実施)
中継輸送イメージ(異なる事業者で実施)
(藤原秀行)※プレスリリースより引用