~液化エタン船事業のリーディングカンパニーとして世界最大級の船隊規模を更に拡大~
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)のグループ会社であるMOL ENERGIA PTE. LTD. (マネージング・ダイレクター:小倉 美樹、本社:シンガポール)は、タイ素材最大手のサイアム・セメント・グループ社(以下「SCG社」)の完全子会社であるSCGケミカルズ社(本社:タイ、以下「SCGC社」)との間で、新造液化エタン専用船(Very Large Ethane Carrier、以下「VLEC」、註1)3隻の長期用船契約を1月23日に締結しました。本船は、SAMSUNG HEAVY INDUSTRIES CO., LTD.(三星重工業、本社:韓国)にて建造予定の10万立方メートルのVLECで、2027年に竣工予定です。また、エタン二元燃料推進機関を搭載しており、従来の重油燃料船と比較し温室効果ガス、硫黄酸化物、窒素酸化物の排出を抑制できる仕様としています。
尚、現在世界で竣工または発注済の約90隻の液化エタン専用船のうち、本契約により当社グループが管理・運航するVLECは12隻となります。
……