各拠点の課題や改善ポイントを可視化、全社的な物流戦略の立案・推進後押し
Hacobuは1月27日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」のオプションとして、複数拠点の物流データを一元管理・分析できる「拠点横断アナリティクス」機能の提供を2月1日に始めると発表した。
同社は新機能を駆使することで、荷待ち時間・荷役時間などの複数拠点のデータを統一の指標で分析し、各拠点の課題や改善ポイントを可視化できると見込む。今後強く求められる、企業の経営層や管理部門による全社的な物流戦略の立案・推進を後押ししたい考え。
車両の滞在時間や荷待ち時間が長いといった課題を迅速に特定・原因分析できる機能を装備。課題が発生した際、詳細データへ即座にアクセス、閲覧できるため、問題の発生源を特定して迅速な解決策を導き出せると想定している、
国が定める物流適正化ガイドラインなど、最新の法規制や業界基準に応じた数値算出ロジックのカスタマイズにも対応する。
初期のリリース段階はβ版提供時のフィードバックを反映した標準テンプレートを提供し、企業の全社横断的な物流改善活動を支援。その後、業界・業態や顧客ごとのニーズに応じたダッシュボードの柔軟な設計変更や追加機能を順次提供し、より深いインサイトを得られる環境を構築していくことを目指す。
(いずれもHacobu提供)
(藤原秀行)