都が五輪時の道路交通量予想地図を公開、有明・台場エリアはほぼ終日渋滞・混雑

都が五輪時の道路交通量予想地図を公開、有明・台場エリアはほぼ終日渋滞・混雑

大井コンテナ埠頭も、物流事業者に周辺通行回避を呼び掛け

東京都は6月19日、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時に、何も対策を取らなかった場合、競技会場が多く集まる東京湾臨海部の道路の交通量がどうなるかを予想した地図を公開した。

有明や台場エリアは開催期間中、平日はほぼ終日道路が渋滞または混雑しているとの姿を描いているほか、大井コンテナふ頭についても混雑が続いている。

関連記事:五輪期間中の交通規制、7月24・26日にテスト実施へ


オリンピック開幕翌日の7月25日午前8~9時の一般道路混雑状況予想(都作成地図より引用)

地図の掲載サイトはコチラから

都は「TDM交通対策や路上競技実施時の状況、大会期間中の交通規制については反映していない」と強調。今後、交通対策の確定など状況変化を踏まえて随時地図を更新していく方針。

都は併せて、物流事業者に対し「東京港の各ふ頭周辺道路は時間帯により、大会関係車両による影響で渋滞の発生が予測される。特に競技会場が集中する有明・台場地域は大会期間中の恒常的な混雑が予測され、周辺の通行を控えることが重要。また、各ふ頭に至るまでの地域についても全体的に日中の混雑が予測されるため、早朝、夜間の輸送などが有効」と呼び掛けている。

(藤原秀行)

政策カテゴリの最新記事