アサヒロジスティクス、青森・八戸に東北4カ所目の共配センター開設へ

アサヒロジスティクス、青森・八戸に東北4カ所目の共配センター開設へ

11月稼働開始、東日本のネットワーク強化図る

アサヒロジスティクスは2月18日、青森県八戸市で新たな物流拠点「八戸共配センター」を今年11月に開設、稼働を始めると発表した。

同社は現在、東北エリアで自社設備の共配センターを盛岡市、仙台市、福島県郡山市の3カ所に展開している。新設する八戸を含む全4カ所の共配センターをつなぐ共配網を整備し、自社オペレーションによる東北における対応エリアの拡充を図る。

 
 

中期経営ビジョンの目標として「2028年度までに東日本全域の食と農を支える物流インフラを確立」を打ち出しており、実現に向け、東日本全域での物流ネットワーク構築を推進する。

同社は1945年の創業以来、食品物流に特化し、関東を中心に事業を展開してきた。2011年の東日本大震災を契機として、段階的に東北エリアへ物流拠点を設けてきた。

関東エリア7拠点に加え、2020年に仙台市、22年に岩手県滝沢市と新潟県長岡市、24年に郡山市に共配センターをそれぞれ開設し、東日本全域をカバーする配送ネットワークを強化してきた。

八戸共配センターの新規開設を受け、グループのアサヒフレッシュロジの既存物流拠点の活用を含めた、アサヒロジスティクスグループでの自社オペレーションによる共配ネットワークが完成すると想定している。

(藤原秀行)※いずれもアサヒロジスティクス提供

物流施設/不動産カテゴリの最新記事