Addedのサービスと組み合わせ、脱炭素重視の改正物効法にも対応目指す
ゼロボードとSBSホールディングス(HD)は2月28日、ゼロボードが展開している温室効果ガス排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」をSBSHDが導入したと発表した。
ゼロボードの業務提携先で、同じく企業の温室効果ガス排出削減支援サービスを運営しているAdded(アディッド、東京都千代田区大手町)と協働。両社のクラウドサービスを組み合わせて提供し、物流事業者として求められる包括的な温室効果ガス排出量の算定を容易にできるようにする。
具体的には、「Zeroboard」で企業として求められるサプライチェーン排出量の算定を、Addedが手掛けている「CAMOTSU(カモツ)」で輸送サービス提供者として荷主に報告が必要な輸送時の排出量の算定とデータ連携をそれぞれ受け持つ。
SBSHDは政府が今後施行する、物流領域の脱炭素促進を重視している改正物流効率化法に対応するため、両社の技術とノウハウを最大限生かしたい考え。
(藤原秀行)