港湾春闘、6年ぶりスト決行

港湾春闘、6年ぶりスト決行

3月30日から24時間、経営回答に不満

港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は2025年の春闘に関し、事業者で構成する日本港運協会(日港協)の賃上げなどの回答が不十分として、通告通り3月30日の始業時から3月31日の始業時まで24時間のストライキを実行した。

組合側が国内港湾でストを断行したのは2019年4月以来、約6年ぶり。

 
 

組合側は経営側に対し、10%以上あるいは3万円以上の賃金引き上げをあらためて要求するとともに、交渉の下限は「7%以上あるいは2万円以上」に設定していることを伝達している。

(藤原秀行)

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