現地企業に出資
セイノーホールディングス(HD)は4月4日、ベトナムで輸送・ロジスティクス事業を手掛けるITLグループのDash Logistics(ダッシュロジスティクス)に出資、ベトナム国内で物流事業を展開すると発表した。具体的な出資の額や比率は開示していない。
出資に伴い、社名を「Seino ITL Logistics」に変更。7月1日に事業を始める予定。特別積み合わせ事業としてBtoBの小口混載輸送サービスを提供する。
セイノーHD・丸田秀実取締役とITL Corporation・Ben Anh CEO(最高経営責任者)、ITL Corporation・Zul会長)(プレスリリースより引用)
ベトナムの物流市場は現在、FTL(貸切便)が主流で、LTL(特別積み合わせ事業)は成長段階にあるため、セイノーグループが需要を獲得できる余地があると判断した。
セイノーHDのLTL分野のノウハウや経験と、ダッシュロジの人材や車両、拠点を組み合わせ、高品質な輸送サービスを提供、差別化を目指す。
セイノーHDはこれまでマレーシア、タイ、インドネシアで物流事業を展開するほか、2024年10月にはインドの複合企業マヒンドラグループの物流会社Mahindra Logistics(マヒンドラロジスティクス)と合弁会社を設立、インド国内で物流事業を始めるなど、海外展開に注力している。
2000年設立のITL Corporationは3000人以上の専門スタッフと、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーに40の支店を持つ統合物流ソリューションを提供している。提携することで円滑にベトナム市場へ進出することを目指す。
(藤原秀行)