他の3グループは期間設定し飛行へ
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は4月3日、東京都内で、4月13日に開幕する大阪・関西万博の「空飛ぶクルマ」公開に関する準備会議を開催した。
万博期間中に空飛ぶクルマの機体を出展するため取り組んできた事業者4グループが運航のスケジュールなどを公表した。
この中で、日本航空(JAL)傘下のSoracle(ソラクル)と米Archer Aviation(アーチャーアビエーション)のグループは、会期中のデモ運航実施に間に合わなくなったと説明。会場にアーチャーの実機サイズのモデル機体を展示するのにとどめることを表明した。
ソラクルは2026年に大阪・関西エリアで実証運航を行うことを目指す。
他のSkyDrive、丸紅、ANAホールディングスと米Joby Aviation(ジョビ―・アビエーション)の3グループはいずれも、会場と他の地点などの間でデモ飛行を実施する。ただ、3グループも実際に旅客を乗せて飛行する「商用飛行」は、機体の安全性に関する認証を取得するのに時間を要していることなどから見送る。
丸紅は従来想定していた英国のVertical Aerospace(ヴァーティカル・エアロスペース)に加え、米LIFT Aircraft(リフト・エアクラフト)の機体も使うことになった。
デモ飛行の日程は、開幕日にSkyDriveと丸紅が実施する方向で準備しているほか、SkyDriveは7~8月、丸紅は4~7月と10月、ANAは9~10月をそれぞれ計画。ただ、期間中でも飛ばない日がある。
(藤原秀行)