まず都内と関西エリアの767営業所に、大阪万博会場も
ヤマト運輸は4月7日、イラストや文字を指で差し示せば宅配荷物の発送手続きなどが完了できる独自の「コミュニケーションボード」を開発したと発表した。
同日、東京都内と関西エリアの営業所767カ所に先行して導入。併せて、4月13日に開幕する大阪・関西万博会場内のヤマト運輸宅配・手荷物預かり東ゲート・西ゲート店にも取り入れ、聴覚障がいのある人や外国語ユーザーらが容易に荷物を発送できるようにしたい考え。
コミュニケーションボードは日本語と英語に対応。今後は中国語や韓国語など他言語もカバーしていくことを想定している。
訪日観光客の増加や11月に開催予定の「東京2025デフリンピック」などを考慮、今秋ごろまでに全国の営業所で配備することを予定している。
コミュニケーションボードのイメージ(いずれもヤマト運輸提供)
(藤原秀行)