日本GLP、九州最大規模となる15万㎡超の物流施設群開発プロジェクトがスタート

日本GLP、九州最大規模となる15万㎡超の物流施設群開発プロジェクトがスタート

BTS型含め建設、28年内の全体竣工見込む

日本GLPは4月8日、福岡県粕屋町で総延床面積15万㎡を超える複数棟の物流施設で構成する「GLP福岡ICプロジェクト」を始めると発表した。

粕屋町が新たな産業用地として開発を推進する粕屋町大隈西土地区画整理事業の一環として、日本GLPがBTS型物流施設を含む複数棟を手掛ける。

 
 

福岡高速4号粕屋線と九州自動車道が結節する福岡ICから約800mと近接している土地区画整理事業地に先進的物流施設を複数棟建設する。2025年11月から順次着工し、28年内に全棟の竣工を予定している。


「GLP福岡ICプロジェクト」外観イメージ

国道201号に至近で、九州最大の消費地・福岡都市圏に約20分で到達可能とみている。

1棟は大型BTS型物流施設として着工前に賃貸借契約を締結済み。

日本GLPは現在、福岡県内で2棟の物流施設を開発・運営しており、そのうちの1棟「GLP福岡粕屋」は粕屋町内で稼働している。また、熊本県内では「GLP熊本大津」の開発を進めている。

九州地域で日本GLPが開発・運営する物流施設の延床面積は、今回のプロジェクトを合わせて合計約40万㎡に達する見込み。

 
 


「GLP福岡ICプロジェクト」広域図


「GLP福岡ICプロジェクト」周辺図

■施設概要
施設名:「GLP福岡ICプロジェクト」
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町大隈
総敷地面積:約70,000㎡
総延床面積:約150,000㎡
着工:2025年11月(予定)
竣工:2028年内(予定)

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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