屋上に太陽光発電設備、自家消費してエネルギー収支ゼロ達成計画
フジサンケイグループの不動産会社サンケイビルは4月21日、東京都府中市で開発し昨年9月末に竣工した物流施設「SANKEILOGI(サンケイロジ)府中」で、建築物の省エネ性能の評価制度「BELS認証」で建物のエネルギー利用効率を高めているのに加え、屋上に太陽光発電所を設置して創エネを行うことにより、3月3日付でに「ZEB」認証を取得したと発表した。
同社が単独で開発した物件では初めてとなる。
エネルギー消費量を68%削減できることを実証し、★6つを獲得した。屋上にPPAモデル(発電設備を置く場所を発電事業者に提供し、生み出した電力の供給を受けるモデル)による太陽光発電所を設置し、生み出した電力を自家消費することで、エネルギー収支ゼロを達成する。
発電所は1MW以上の太陽光パネルを設置し、サンケイビルとしては初のメガソーラー発電所となる。発電所は2026年1月の稼働開始を予定している。
物流施設概要
項目 | 内容 |
---|---|
物件名称 | SANKEILOGI府中 |
所在地 | 東京都府中市武蔵台1-1-3 |
交通 | 中央自動車道「国立府中」IC約3.6km JR武蔵野線「北府中駅」徒歩約10分 |
改修工事期間 | 2025年10~12月(予定) |
(藤原秀行)