長野・須坂に続き2カ所目、全国の小売店舗などに効率配送
佐川急便と農家の直売所運営などを手掛ける農業総合研究所は7月2日、山梨県笛吹市の佐川施設内に農産物出荷用の集荷場を開設、同1日に稼働を始めたと発表した。
両社による同様の取り組みは今年1月に本格運用を始めた長野県須坂市に次いで2カ所目。農業総合研究所が提供する情報システムを活用し、佐川が集積した農産物を全国の小売店舗や直売所へ配送することで、農家の販路拡大をサポートする。
生産者はシステムに情報を登録することで専用のバーコードが発券され、集荷場に農産物を持ち込めるようになる。生産者が価格や販売先を自由に設定できる。
山梨・笛吹の佐川施設に開設した集荷場
農産物の流れ(いずれも両社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)