みずほリース、環境配慮型船舶対象の英系投資ファンドに出資

みずほリース、環境配慮型船舶対象の英系投資ファンドに出資

海運の脱炭素支援

みずほリースは5月8日、英国の大手投資会社Hayfin Capital Management(ヘイフィン・キャピタル・マネジメント)が組成・運営する船舶投資ファンド「Hayfin Maritime Yield Fund」(ヘイフィン・マリタイム・イールド・ファンド)に出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。

ヘイフィンは2009年発足のオルタナティブ投資会社で約300億米ドル(約4兆3500億円)を運用しており、これまでの船舶投融資の実績は約40億米ドル(約5800億円)に上る。

 
 

同ファンドは安定的かつ持続可能な海上輸送の実現を後押しするため、環境配慮型船舶に焦点を当て、ばら積み船・タンカー・コンテナ船・ガス船などを対象に投資する予定。

みずほリースは出資を通じて海運領域の脱炭素を後押ししていく構え。

同ファンドの投資期間は2028年まで、運用期間は2033年までをそれぞれ予定しており、ファンドサイズは約6億2000万米ドル(約900億円)を想定している。

(藤原秀行)

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