日本高速道路保有・債務返済機構とNEXCO東日本、悪質と判断
日本高速道路保有・債務返済機構と東日本高速道路（NEXCO東日本）関東支社は7月3日、車両制限令で定められた一般的制限を大きく超える総重量のトレーラーを運転していたドライバーと事業者を道路法違反の疑いで千葉県警高速道路交通警察隊に告発したと発表した。
事案は2018年11月15日午後12時45分ごろ、同県内の東関道下り線習志野本線料金所で発覚。長島運輸（東京）が運行していたトレーラーの車両総重量が、同令で定める一般的制限（25トン）の約2・5倍に相当する61・65トンに達していたという。荷主企業についても大幅な重量超過の実情を知っていたかどうかが厳しく問われそうだ。
国土交通省は15年1月、車両総重量が基準の2倍を上回る重量超過の違反者は即時告発する方針を示したことを受け、両者は高速道で悪質な重量超過の取り締まりを強化している。
大幅な重量超過が発覚した際の状況（NEXCO東日本などプレスリリースより引用）
（藤原秀行）
