長距離車両確保不要、BCPやCO2排出削減も期待
日本通運は5月22日、荷物の積み替え施設「NX Transitポート」を活用し、トラック輸送とNXグループが運航する内航船「ひまわり」を組み合わせたモーダルコンビネーションサービス「NX Truck & Sea」を5月23日に始めると発表した。
新サービスは北海道の苫小牧港、東京港、博多港にそれぞれ設置した「NX Transitポート」を活用し、顧客がトラックなどで持ち込んだ貨物を海上コンテナや13mトレーラーに積み替えた上で「ひまわり」に積み込み、海上輸送を経て届け先まで配達する。「NX Transitポート」は屋根付きのため、雨天でも荷役を継続できる。
長距離トラックの確保が不要となり、労働力不足解消やBCP対策、CO2排出量削減にもつなげられると見込む。
機械荷役可能な荷姿が必須で、ばら貨物は対象外となる。事前の契約が必要。
基本利用料金は積み替え作業料と船までの横持ち料、海上運賃、燃料油調整金(変動)、配達料の合計となる。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)