商船三井、出光タンカーと新造LNG燃料「大型原油タンカー」の長期用船契約締結

商船三井、出光タンカーと新造LNG燃料「大型原油タンカー」の長期用船契約締結

国内油社向け初の二元燃料VLCC投入

商船三井は5月23日、LNG(液化天然ガス)燃料新造大型原油タンカー (VLCC)を、出光タンカーとの長期用船契約に投入すると発表した。

国内石油会社向けに定期用船する初のVLCC LNG二元燃料船となる。川崎重工業が中国遠洋海運集団有限公司と共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程有限公司(DACKS)で建造、2027年に竣工する予定。

 
 


VLCC LNG二元燃料船(商船三井提供)

商船三井は2030年までにLNG/メタノール燃料船を90隻投入することを目標に設定している。今回の船舶を含めて約40隻のLNG燃料船を整備しており、このうちVLCCは6隻に上る。

載貨重量トン数

約309,000トン

全長

約339.50m

全幅

約60.0m

竣工予定

2027年

(藤原秀行)

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