倉庫費用低減や物流効率化でコスト年間15億円圧縮見込む、29年1月稼働開始予定
「業務スーパー」などを展開している神戸物産は6月20日、千葉県船橋市に約150億円を投じて自社物流センター「船橋物流センター(仮称)」を新設すると発表した。
業績の拡大に伴い在庫保有・入出荷処理の能力を増強する必要性が高まっているのに対応する。これまでは外部の営業倉庫を活用するのがメーンだったが、自前の物流センターを構え、関東エリアの物流最適化を目指す。
新物流センターを立ち上げることで倉庫費用低減や輸送効率改善などを進め、物流コストを年間約15億円削減できると見込む。
新センターは地上4階建て、施設規模は約1万9000㎡で、冷凍・冷蔵・冷所のニーズに対応可能とする計画。2026年10月に着工し、竣工は28年8月、稼働開始は29年1月を計画している。
(藤原秀行)