1.6万㎡、半導体などの物流機能強化図る
富士物流は6月23日、グループでマレーシアの現地法人「富士物流マレーシア」が同国ケダ州クリムで、新倉庫「クリムロジスティクスセンター2」を2026年1月に開設すると発表した。
延床面積は約1万6400㎡で、竣工は今年9月の予定。12年に運営を開始した「クリムロジスティクスセンター」に続き、クリム地区で2棟目の倉庫となる。
富士物流マレーシアはクリム地区の工業団地「クリムハイテクパーク」に進出している唯一の日系物流企業として10年以上にわたって半導体を取り扱っている。
半導体・医療機器関連製造業の活況に伴い物流需要が高まるクリム地区に新倉庫を開設、物流機能を強化し、工業団地内の立地を活かした VMI(ベンダーによる在庫管理)倉庫サービスやJIT(ジャスト・イン・タイム)納入サービスなどを展開する。
名称 | クリムロジスティクスセンター2 |
所在地 | マレーシア ケダ州クリム地区 クリムハイテクパーク (No.1, Jalan Hi-Tech 9, Zon Industri Fasa 3A, Kulim Hi-Tech Park, 09000 Kulim, Kedah, Malaysia) |
交通 | ペナン港から約30km (車で約30分) |
敷地面積 | 約28,800㎡ |
建物構造 | 柱部分鉄筋コンクリート造・梁部分鉄骨造、平屋建(事務所2階建) |
主要設備 | 保税倉庫、24 時間守衛常駐・監視カメラ設置、空調エリア設置可能 |
延床面積 | 約16,400㎡ |
着工 | 2024年12月 |
竣工予定 | 2025年9月 |
営業開始予定 | 2026年1月 |
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用