「のぞみ」「ひかり」の業務用室も活用、京都駅も対象追加
JR東海は6月26日、東海道新幹線のこだま号の業務用室を活用した法人向け即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」に関し、7月1日から対象を「のぞみ号」「ひかり号」の業務用室にも拡大すると発表した。
併せて、7月17日からサービス対象に京都駅を加え、東京駅・静岡駅・三河安城駅・名古屋駅・京都駅・新大阪駅の計6駅に増やす。
迅速かつ定時に物を届けるニーズが今後も見込まれるため、サービス内容を拡充する。
JR東海は今後も、東海道新幹線の高速・正確・低振動・環境負荷が小さいといった強みを活かし、JR各社や全国の新幹線沿線地域、各事業者と連携し、新たな需要を創出していきたい考え。
「のぞみ号」「ひかり号」活用による速達性向上例(今年3月のダイヤ改正時点)
※荷物輸送に活用可能なJR東海管内の列車(臨時列車を除く)の各区間における到達時間の平均値を10分単位で切り上げ。新幹線輸送前の荷受け、輸送後の引渡しに必要な時間を除く
列車種別ごとの荷量とサービス対象駅。荷量は3辺合計120cmの場合の目安。「ひかり号」の京都駅は7月17日サービス開始予定。「ひかり号」の静岡駅と名古屋駅は8月以降、準備でき次第でサービス開始予定
「東海道マッハ便」の利用イメージ
全国に広がる新幹線荷物輸送サービスのネットワーク
(藤原秀行)※いずれもJR東海提供